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FXコラム
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中長期で稼ぐスタイル
本ページでは中長期で利益を出しに行く中長期取引(ポジショントレード)についてみていきましょう。おおよそ1週間~数か月にわたってポジションを保有する取引です。
中長期取引のメリット・デメリット
中長期取引の期間はおおよそ1週間~数か月です。※明確な定義はありません。
上記の期間にわたってポジションを保有する取引で為替差益に加えてスワップ金利も多少意識した取引手法です。
まずはこの中長期取引のメリットとデメリットを抑えましょう。
- ■ メリット
- ・トレンドが大きいため分析がしやすい
・為替差益以外にスワップポイントも狙える
・取引回数が少ないのでスプレッドをあまり意識しなくていい
- ■ デメリット
- ・変動幅が大きいためレバレッジを上げることができない
・長い間にわたって相場を気にする必要があり、心理的負担が大きいことも
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中長期取引における通貨ペアの選び方
中長期取引の場合は、様々な通貨ペアで取引するのではなく、自分の得意な通貨ペアを選択するのが良いでしょう。向いている通貨ペアは以下の要素を備えていることが重要です。
- ・トレンドが発生しやすい
- ・流動性が高いメジャー通貨マイナー(マイナーな通貨は不適切)
- ・自分の思ったとおりに動く(思った方向と違う方向ばかりに行くペアは外す)
- ・スワップ金利が多い方が良い(スワップ金利を受け取るポジションの場合)
総じて豪ドル/円・ドル/カナダドル・豪ドル/ドルなどがオススメです。
その時々で好ましい通貨ペアは変化しますが、マイナーな通貨は値動きが不安定なので、選ばないほうが賢明です。
中長期取引におけるポイント
中長期取引の場合、目先の為替損益を細かく気にする必要はありませんが、レバレッジが高いと損切りしなければいけなくなってしまいます。
特に1年以上の長期で考える場合は、1倍や5倍の低いレバレッジで取引するのが基本です。1倍の場合、100万円の資金でも1万通貨しか持てませんが、それでも10円の上下で10万円の利益になります。
このようなことからも中長期取引は資金を何十倍、何百倍にしたい人は、そもそも向いていないといえます。お金と気持ちに余裕がある人に向いた取引方法となります。
また、スワップ金利は政策金利に左右されます。リーマンショック後のように、スワップが暴落することも考えられます。
値動きのゆるい、通貨ペアを選ぶ際は、長期でも為替差益を意識していきましょう。
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