FXは初めて!FX入門書
売買の基礎知識
為替取引に必要なチャート分析の仕方、注文方法の分類等について説明します。最低限の知識なので、こちらも一読をオススメします!
FXで借金!?そんなことってあるの?
投資や取引にはリスクはつきもの。ではFXで借金する、なんてことはあるのでしょうか?ここではそんなFXの仕組みについて解説していきます。
FXで借金をすることは基本的にはありません。
よく「FXで大損した!」などということを聞くことがありますが、FXで借金を抱えてしまうことはあるのでしょうか?
結論から言うと、FXの仕組みにおいて借金をすることはほぼありません。ほぼ、と書きましたが、そのリスクは何があるのでしょうか。
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損失の拡大を防ぐ機能「ロスカット」
そもそもFXには口座に入金しているお金(証拠金)以上の損失の発生を防ぐためのロスカットという機能があります。
これはトレードとしていて自分の思惑とは逆にマイナスに値がどんどん動いてしまったときに、そのマイナス額が一定のラインを超えると強制決済される機能です。
いくら自分が決済をしたくなくても強制的に行われます。この場合ロスカットが行われても、投資した範囲内の損失となりますので借金にはなりません。
どのような場合に借金になるのか。
上記の通り、FXでは投資した資金がゼロになることはありますが、原則マイナスになることはありません。では、どのような場合にマイナス(借金)となるのでしょうか。大きく3つあります。
- 1:週末に大きく値が動いたとき
- 全ての市場がお休みになる週末に、何かしらの大事件が起きて為替が大きく動いたとき、金曜日の最終レートから大きく乖離して月曜日の朝一のレートが始まることがあります。その場合、ロスカットの値を超えてマイナスが発生することがあります。またシステムトラブルなどで取引が出来なくなってしまった場合も同様です。
- 2:値動きが急激すぎてロスカットがついていけない
- あまりにも大きなニュースや事件があった場合、営業中であってもロスカットが間に合わないことがあります。このような場合は注文が殺到し、システムが追いつかず約定価格(注文をしたレートに対して決まったレート)が大きくずれてしまう(スリッページ)も起こります。
上記は不可抗力によるものですがレバレッジが最大25倍に規制されている今はこれらで借金を追うケースは極々まれです。上記のようなタイミングで仮に2円のギャップが出てもゼロになることはありますがマイナスになることはほとんど無いでしょう。
- 3:そもそも借金でFXをする
- FXで借金をした、という人の多くはこれが原因です。「FXで借金をした」、というよりも、「借金をしてFXをした」というのが正しいです。
自分の思惑とは逆に値が動いても、損切りが出来ず(失敗を認められない)いつか戻るだろうと追加資金を投入するパターンです。余裕資金だけでなく、生活資金や預貯金を切り崩したり、最後は借金に手を出す、などがよくある例です。そのようなことを避けるためにも、高レバレッジで取引をしない、取引ルールを決めて必ず守る、余裕資金で無理をしない、などを徹底しましょう。
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