FXは初めて!FX入門書
売買の基礎知識
為替取引に必要なチャート分析の仕方、注文方法の分類等について説明します。最低限の知識なので、こちらも一読をオススメします!

為替チャートの読み方: ボリンジャーバンド
移動平均線に続いて愛用するトレーダーの多い「ボリンジャーバンド」について解説します。
前提知識: ボラティリティー

あまり聞きなれない言葉だとは思いますが、まずは「ボラティリティー」というキーワードについて解説します。
わかりやすく日本語にすると、「どれくらい振れ幅があるか」ということになりますが、為替レートでいうと、レートがどれだけの幅を行き来する可能性があるか、を表す幅になります。これがわかれば、可能性の範囲の中で今レートがどの位置にあって、今後レートが上がるのか、下がるのかの判断がつきやすくなりますね。
これから解説するボリンジャーバンドは、そのボラティリティーの範囲及び、範囲内で実現しているレートがどの程度の確率でそこに位置しているのかを把握できる指標になります。
FXブロードネット
総合満足度
4.6
総合満足度4.6
「FXに興味はあるけど、忙しいから後回し」になっている人向け業者
通貨ペア | 取扱単位 |
---|---|
24 | 1,000 通貨 |
米ドル/円 | 手数料 |
0.30銭 原則固定(例外あり) |
無料 |
みんなの口コミ(13件)
4.2
自動売買の割にはスプレッドが狭い
他の自動売買ツールだと、システム利用料?のようなものでかなりのスプレッドが提示されているけど、ここのツールは比較的スプレッドも控えめでいい感じ。スワップは少ないけど、自動取引をやる分には気にならないし、しばらく使い続けると思う。
4.4
驚きの狭さ
スワップは少なめだけど、基本的に細かい取引なのであまり関係ないかも。シストレにしてはスプレッドが狭いのが個人的評価ポイントです!
5.0
24時間届く為替ニュースが地味に嬉しい
ブロードネットに口座開設していると、毎日・24時間為替に関する情報がメールで届くようになる。これが地味に嬉しくて、慣れてくるとニュース次第では為替相場も読めるようになるので楽しくなってきます。 最近では毎時間届くニュースに目を通していて寝不足気味です笑
4.2
「忙しいからFXできない」は迷信?
昔からFXはいつか試したいと考えていました。でも20時まで働き、21時帰宅後に投資か・・・と考えると中々踏み出せず・・・しかしよくよく調べると、自動売買というものがあるんですね!実際やってみると、メンテナンスは1日数分~十数分でよいので凄く楽。今後も続けようと思います。
4.8
大事な時にでもスムーズアクセス
南アフリカランドのスプレッドが広いのが気になりますが、サーバーが軽く約定がサクサクなので許せる笑 初心者の方はシストレやるならドル円とかから始めた方がいいかも。
4.8
1,000通貨単位で取引できる
友人に勧められてFXを始めてみました。最初はメチャクチャお金がかかるんじゃないかとビクビクしながらだったのですが、1,000通貨単位からであればそこまででもないのだな、と。最低ラインで4,000円程度の金額しかいらないので、今は練習気分で取引してます。いつか大きな取引がしたい!
4.4
操作が簡単!
操作がすごく簡単。5項目設定して、あとはちょくちょく口座を確認していればOKなので。
4.2
スプレッドは狭め
スプレッドが比較的狭いと思う。ツールも使いやすく、そんなに覚えることもないのだな、と感じました。
4.6
日中の取引向け
普段の仕事が忙しいので、日中の取引をシステムに任せることができてすごく便利です!
4.8
スマホからでも確認できるから安心
いかに自動取引とは言っても、時には自分の資産がどれくらい増えてるか気になってしまうのでスマホで確認できるとすごく安心します。自分は使ってないですが、タブレットやガラケーからもアクセスできるみたいです。あと反応速度が早い気がします。サーバーが他と違うんでしょうか?
4.6
イライラしない
ツール自体が見易いのと、パスワードの変更がないのでイライラせずに取引できる。
4.6
使いやすい
ツールが使いやすくて良いです!
5.0
取引画面が見やすい!
ここの自動取引ツールは使いやすく、タブレットでも特に問題感じないです。強いて言うなら決裁に時間がかかるのがネック。
ボリンジャーバンドは偏差値と同じ考え方

ボリンジャーバンドと同様のルーツを持つ、皆さんに馴染みの深い考え方として「偏差値」があります。中学受験や大学受験の時に話題になる、あの偏差値です。
偏差値とは、あるテストでの受験者の得点を分析し、その平均を50に矯正したときに、得点が正負のどちらの方向にどれだけ乖離しているかを見る指標ですが、ここでいう得点がボリンジャーバンドでいう為替レートになります。
また、受験者の数と同等の立ち位置にあるのが、分析対象となる日数になります。分析対象となる日数を決めたら、その期間の為替レートのバラつきの幅を示す「標準偏差」という値を算出でき、ここでは便宜的にこれをσ(シグマ)と表します。
移動平均線を基準とした、±σ~±3σの帯のことをボリンジャーバンドと呼びます。
ボリンジャーバンドの見方

では肝心の考え方について解説します。上記で説明した±σ~±3σの考え方ですが、その幅のなかに実際の為替レートが収まる可能性というのは以下のようになります。
±σ: 68.26%
±2σ: 95.44%
±3σ: 99.73%
これをわかりやすく学力偏差値で表すと、+1σが偏差値60、+2σが70、+3σが80に相当します。
偏差値の水準が高くなればなるほど、その範囲内に収まる可能性が高くなる、というのは理解されやすいかと思います。>
ボリンジャーバンドでは、この±σ~±3σそれぞれがチャート上に描く線に対して、現状のレートがどこにあるか、また、バンド自体の幅が広まっているのか狭まっているのかによって売買の判断を下します。
レートの位置を判断基準とする場合は例えば、「+2σを越えたら上昇し過ぎなので売り、-2σを越えたら下落し過ぎなので買い」というような判断になります。
バンドの幅を判断基準とする場合は、「幅が広がって為替のボラティリティーが上昇しているので、今のトレンドについていく」といった判断を行うことになります。
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